2009年6月8日月曜日

内臓疾患と鍼灸治療

今日は内臓の具合が悪い患者さんが来院されました。
「内臓疾患に鍼灸やマッサージが効くの?」と、疑問に思う方も多いと思います。
有効とされる限度や、個人差もありますので一概には言い切れませんが、
その答えは「YES」です。

日本の鍼灸の場合、運動器疾患(腰痛、肩こり、筋肉痛など)を主に取り扱っていますが、中国では運動器疾患は元より、内臓疾患にも鍼灸治療を取り入れています。
「何故日本の鍼灸は運動器の治療ばかり扱うの?」など、
細かく書くときりがありませんので、ここでは割愛させて頂きますが、
鍼灸マッサージなどの手技療法を上手く活用すると、体を正常に戻すという刺激が脳や神経に伝わります。
それにより、体の内部に変化が起こるという仕組みです。
これらのメカニズムの一部は再現性があり、科学で証明出来ますので、決して不思議効果などの怪しい類ではありません。

いやー、手技療法って奥が深いですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿